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【結婚式当日】盃を交わすということ

 

盃(さかずき)は、主に日本酒を飲むために用いる器

 

盃を用いて酒を酌み交わす盃事(さかずきごと)は、血縁の無い人間関係を確認し

強固にするためにも行われる。このため、盃を「絆」の意味で用いることもある。

儀式を大切にする日本では、古くから神道での結婚式の際には

夫婦となる男女が神前で3種の盃を用いて酒を飲む三々九度と

列席した親族が共に盃で酒を飲む親族固めの杯の儀式が行われてきた




あれは、約1年前

結婚のあいさつをするために、いつもよりかなりぎこちない雰囲気で

彼が私の実家に来たときも、お酒が好きな父親はいつもの様に

ビールをキンキンに冷やして待っていた

食事が始まる時は必ず

「忙しい中来てくれてありがとう」

そう一言添えて、グラスとグラスを合わせることがいつしか習慣になっていた

たわいもない会話が続き、いざ結婚の申し出をしたときには

すでに父親はほろ酔いで、顔が少し赤かった

「大切な家族が増えることはうれしいことだね。

これからどうぞ宜しく。」

そう言いながら父親は改まった様子で

ビールの入ったグラスを彼に向かって差し出した

男の約束でも交わすのか、ふたりはグラスとグラスを合わせて満足げな顔をしていたことを今でも覚えている。



あれから1年、今日、こうして大切な友人に囲まれて過ごしている

「かんぱ~い!」

大きな掛け声とともに

幸せの瞬間がはじけ飛ぶ

ふと目を向けると

また、男の約束を交わしている姿が目に映る

 

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