ありがとうの日
「おはよう」 と言って朝ごはんが用意されている
「ただいま」 とかえってきてお風呂がわいている
「おやすみ」 とふかふかのベッドで寝れる
そんな日常をあたりまえのように繰り返して
普通に生活できることのありがたさ
それを教えてくれたのは 両親 だと
“人生をかけて私を育ててくれて
私を愛してくれてありがとう”
良い日もあれば悪い日もある
楽しいときには もしかしたら
お父さん お母さんが 隣にいないときも
大人になったら多いかもしれない
悲しいときには ひとりのことが
多いかもしれない
そんなときに いつも通りの笑顔で
何も言わずに一緒にいてくれたのが
家族だったなら
いつもなら 照れて言えないことも言ってみよう
涙でお手紙が見えなくても伝えたいことは
頭の中にしっかりと残っている
きっと涙の先にいるご両親も
涙で前が見えなくなっているから
あたたかい空気に包まれたその日は
ありがとうの日 になるのです
